LINE DEVELOPER DAY 2017 に参加してきた!
渋谷ヒカリエで開催されたLINEによる開発者向けイベントに行ってきましたー。
総括
基調講演はClovaの話がメインでした。
LINEに限らずですが、時代はAIだなーと。
LT専用ホールもあったので楽しみにしていたのですが、立ち見だったので残念。体力的に長時間は諦めました。
それにしても圧倒的LINEクオリティ!!!
ノベルティに加え、ランチ、カフェ解放、clova抽選50名、懇親会などなど、サービスサービスー♪
セッションメモ
以下はセッションメモです。
A-1 Opening Session
LINEの現在の全体的な話
Clova
クラウドAIプラットフォーム
WAVE
Clovaの第一弾
LINE API EXPERT
外部によるAPIエキスパート
A-2 The Technologies in Clova
Clovaについての説明
What is Clova?
サッカーアジア最終予選日本vsオーストラリアのハーフタイムに流れたClocaのCM
- WAVE
- Smart Speaker
- Clova
- AI Platform
LINEにおけるAIの定義
- AI != Machine Learning
- AI = Virtual Assistant in our life
Clova is a Cloud-based virtual assistant.
History
1年で開発。
なぜできたのか?
SMART PORTALにより下記のような技術知識はすでにLINEが持っていた
- web search
- crawling
- big data
- machine learning
- bot
Technology
Clovaは4つのコンポーネントで構成されている
- CLIENT
- ユーザーの入力を受け取る
- BRAIN
- 音声をテキスト化、ユーザーの意図を理解、出力するテキストを音声化。AIの基本機能を提供
- SKILL
- ユーザーに様々なサービスを提供する
- 電気を消したり
- 音楽をかけたり
- LINEを送ったり
- ユーザーに様々なサービスを提供する
- Platform
- 上記3つのコンポーネントを支える
- 認証、認可
- ユーザーの情報を保存
-
CIC
- Clova Interface Connect
- 音声認識、言語理解など
- Clova Interface Connect
- CEK
- Clova Ectension Kit
- LINEやLINE Musicなどのスキル
- 開発することでユーザーが様々なスキルをのせることが可能
- Clova Ectension Kit
数々の困難があった
- 世界的な知識
- 曲名やアーティスト
- 場所、ランドマーク
- マンガなどのコンテンツ
- ユーザーの言い回し
- 時間や数値
- 方言など
- JAPANESE PROBLEMS
- 発音を解析ミスしたり、同じ音でも意味が違ったり、読み間違えたり
Future
キーワードはGROWTH
-
CHAMP
- WAVEに続くデバイス第2弾
- WAVEよりもCUTEで持ち運びやすい
-
話者認識
- 家族には「こんにちわ」
- お客さんには「はじめまして」
-
日付などの理解
- 朝は「おはよう」夜は「こんにちは」
- メリークリスマス
スキルの増加
Gatebox連携
エンジニアのみなさんにClovaを成長させてもらいたい
A-3 Gateboxのこれまでとこれから
Gateboxの説明と構成する技術について
AZUMA HIKARI
機械やロボットと本当にコミュニケーションとりたいかな...
自分だったらかわいいキャラクターとだったらコミュニケーションとりたい!
初回予約の300名様のことを『マスター』と呼んでいる
Living with Characters
「キャラクターと一緒に暮らせる世界」を実現したい
- 初音ミクバージョンも
- 今後もさまざまなキャラクター
Technology
- projection
- sensing
- talk
- network
gatebox inside
cloud side
- nodeJS
- などなど
Gatebox x Clova
CIC,CEKそれぞれの3rd Partyとして連携
ユーザー体験の部分、Gateboxはキャラクターのアクションがあるので、そこが技術的なチャレンジとなる
LT LINEnotify x IoT
imageに対応した。
画像用のストレージサーバー不要でNotifyできる
玄関に人がきたら写真をLINEに通知するIoT
A-5 なぜLINEではウェブトラッキングシステムがフロントエンド開発チームによって構築されたのか
ログ情報のユーザー判別はLINE IDではなくcookieデータを使用している。
LINE IDを使用すると、個人情報の観点などで利用に制約が出てきてしまうため。
A-6 HBase at LINE 2017
HBaseの使用箇所とバージョンアップで苦労した話。
HBaseをLINEのどこで使用しているか
- GAME
- Messaging
- Timeline
- Statistics
今回はMessagingでの話
0.90.6->1.2.5へどのようにアップデートしたか
-
rooling upgradeできない
- バージョンでプロトコル変わったため、動かしながらのアップグレード不可能
-
旧と新両方にDual-writeして
- セーフティネット貼ってサービスに影響出ないようにした
- Bulk copy existing dataして
- データ移行の整合性チェック。データ確認とアプリケーションを通しての確認の2パターン実施
- 新に切り替えた
A-7 LINE Login - new features and mechanism
LINE Loginの新機能紹介
features
-
Login Session enabled
- メアド、パスワード不要でブラウザごとにログインできる
-
active sessions
- デバイス、ブラウザごとにセッション管理、ログアウトできる
OpenID Connect
-
Friending with bots
- ログインを通じて、botと友達になれる
- 最近はe-mailよりもチャットが好まれる
- リンククリックもチャットのほうが4倍高い
- ユーザーがブロックしていたらアンブロックすることができる
A-10 BOT and the new Comfortableness
line botの現在
- 13万のbotが存在
- 20億人と会話している(累計。ユニークユーザーではない)
- 100億のメッセージ
line bot awards
- グランプリ
- &HAND(アンドハンド)
- 目の不自由な人の杖や、妊婦のマークにbeaconを入れて、人々が助ける
- &HAND(アンドハンド)
botで使えるコミュニケーション
Messaging API with LINE Login
-
体重と歩数を管理するbot
- ログインをもとにwebと連携できるので、グラフなどのよりリッチなインターフェースを提供できる
-
グループ内botでユーザー識別可能となった
- ゼミの教授が課題出して、生徒が提出。特定の生徒にメッセージ送信なども可能。
Flexible Rich Menu
リッチメニューに比べ
- デザインの自由度
- half-sizeのリッチメニュー
- imagemapを使用して自由なボタン配置
- ヒカリエのホールマップ
- 牛の部位
- 電卓
- ゲームのコントローラー
Rich Menu API
- static
- keyboard
LINE bot studio
- プログラミングレスなbotプロトタイプ作成ツール
- 開発者ではなくデザイナや企画向け
- PCアプリケーションとして提供予定
LINE API EXPERT
なると、特典として
- 非公開のAPI、β版を共有